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管理者はゆかりんふぁんであと歴史とか妖怪とかも好きな福岡県民です。☆☆余生はうどんなどを打って静かに暮らしていきたいです。
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Posted : 2025/05/15 12:44
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Posted : 2011/08/29 23:12
ツタヤでレンタルすることじたいがかなり久しぶりだったのですが、
今はポスト返却なんつうもんがあるんですね。便利ですね。

「トニー滝谷」を見ました。二回見ました。




一時間とちょっとなので余裕で見れたのです。

最初、さいざんすの人のパロディとかオマージュなのかと思ったら村上春樹の短編が原作なのですね。

こんなお話。

トロンボーン奏者を父に持つトニー滝谷は、幼い頃からずっと、孤独だった。だから、特にそれを淋しいとは思わなかった。だが、大学を卒業しデザイン会社に就職した後、独立してイラストレーターになった彼は、やがてひとりの女性に恋をする。そして・・・。

ずっと、坂本龍一のピアノ曲が伏流水のように流れている。
朴訥な感じナレーションはわざとなのかなあ。
俳優がナレーションの後を引き継いでト書きを読むような奇妙な演出。

イッセー尾形ってなんかエネルギッシュな笑わせる一人芝居ばっかりイメージするけど、こんな抑えた演技もちゃんとできる人なんだね。さすがに大学生役はムリがあると思ってしまったけど、こんな大学生、どっかにいるよな。

宮沢りえの一人二役もよかった! 危うい感じとか、その後別の役で出てくると、まったく違う、快活な印象だった。しかし、ほっそいなあ。思いの外良かったです宮沢りえ。


なんか、喪失感ってありきたりな感想かもしれないけど、人生って喪失の連続だものね。

ずっと孤独だったら孤独に耐えられるけど、ある日、孤独でなくなって、そしてまた孤独になったら、耐えられるんだろうか。

そんなことを思いました。

ヨコハマ買い出し紀行でもそんなことをアルファさんが言ってたな。


おじさんやタカヒロと知り合うまでずっと一人でもさびしくなかった

オーナーがいなくても過ごしていけた

でも もし今 おじさんがいなかったら

ココネがいなくなったら

私さびしくてがまんできない

とか。
最後のシーンは付け足したのかな。原作もう読んでだいぶ経つから忘れている。また読んでみよ。



読んでみた。小説はすっぱり終わっているのね。俺は、映画の終わり方のほうが好きだなあ。


一緒にちょっとだけ見てた人が、「なんかサミシイ映画だね」「あんまり好きじゃないなあ」とのたまっていたが、俺は好きですよ! こういうの。たまには浸りたい。

トニー滝谷が、独りで物を食べてるシーンが、たまらなく寂しい。

さみしく感じるのは静謐な音楽のせいもあるだろう。静謐としか言いようがないと思って、いろいろ感想見てたらやっぱりみんなそう感じるんだね。



あと「ハートロッカー」と「ぼくのエリ 200歳の少女」を借りましたよ。これも見なくては・・・・。結局「ぼくのエリ」は最後まで見れなくて、返してしまいました><

ハートロッカーも半分くらい見た。これ、アメリカ人にはよく伝わるのかもしれないけど、日本人が見るとどうだろうね。砂漠のスナイパー恐ろしい。もう半分、いつか見なくてはwww

ゆかりんのBDももう届いているからじっくり見たいんだけど、これだけ長い時間だとおいそれとは見れない><

こないだちょっとだけ、何曲か見てみるかと思って、Gratitudeを再生したら、もうそれだけでうるうるきてしまいましたwww

またちょっと見ようかしら!
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ほうほう
「トニー滝谷」って村上春樹の小説で聞いたような・・・と思ってたらやはり原作だったのですか。洋服がたくさん出てくる話ですよね(うろ覚えw)

「ハートロッカー」も感動でしたよ!
後半がいいのに~。

いつも思うけど、ちょっと借り過ぎなのでは・・・(^^;)
ほっしゃん URL 2011/09/10(Sat)13:34 編集
ほっしゃんさんへ
コメントありがとうございます。
そうそう、洋服がたくさん出てくる話です。

あの部屋いっぱいの洋服がビジュアル化されたってだけでも価値があるのかもしれない。

ハートロッカー、後半がいいのね! 今度、最後まで見てみますw

自分でも借りすぎだとは思うんですが(-_-;)
行くと、あれもこれもと手に取ってしまいます。
そうだ、図書館の本も返さなくては・・
おがた 2011/09/11(Sun)14:49 編集
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