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管理者はゆかりんふぁんであと歴史とか妖怪とかも好きな福岡県民です。☆☆余生はうどんなどを打って静かに暮らしていきたいです。
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Posted : 2025/05/15 18:37
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Posted : 2011/07/15 23:39
以前買った、兵頭二十八著「日本の高塔」の、「川崎マリエン」の記事についてなんですが

引用してみる。


 神奈川県川崎市は有数の大工業地帯であるから、市の税収が高塔を造るのに不足などということは考えられない。
 
 しかし同市には大きなハンデがあった。 

 羽田空港に近すぎるのだ。
 
 そのため、市の臨海地区に、千葉市や神戸市のような高塔を建てることは、航空法に基づいて運輸省から禁ぜられてしまうのである。煙突すらこの規制を受けて、公害対策上もえらく迷惑しているくらいなのだ。ちなみに同市最高の高塔は、多摩川河川敷に立つラジオニッポン(本社・横浜市野毛山)の支線式円管柱アンテナ、110mにすぎぬ。

 やむなく、140mにもすべきタワーをまっぷたつに切り割って並置したような展望施設を造った。それがこの「川崎マリエン」。

 展望室の高さは51mある。

 凱旋門に似ているといわれればそうなのだが、実際に行ってみると、税金を使って、実につまらぬものを造ったものだとしみじみ思わずにはいられない。これは近所の住民とか、この施設内の喫茶店で働いている人たちすら、内心きっと同じ思いでいることであろう。

 撮影の小松氏いわく「高塔は“タテ方向の袋小路”なので、行く価値がないと人は絶対こない。通りすがれないから」「なまじ金がかかってキャラクターもロゴも建物もアカぬけてるだけにますますさびしい。これがドンくさいと“協力”する気になるのだが…」至言であろう。

 この形態とするならば、せめて埠頭の突端に寄せて建て、眼下がすぐ海であるように演出するべきであった。また、この低さであるならば、是非とも屋上に自由に出られるようにすべきだった。凱旋門型なのだから、屋上スペースは広くとれる。そこにユニークな魅力を創出できたはずである。

 私(兵頭)もかつては住民だったことがあり、決して嫌いではない川崎市が、展望塔における日本で最悪の失敗見本を建ててしまったようだ。唯一の救いといえるのは、開業して7年以上経つが、ほとんど知名度がゼロに等しいことだろう。


引用終わり。

川崎マリエンのこと、以前、市民の人に聞いてみたが、よく知らないそうですwww

バスに乗ってると、マリエン行き、とかアナウンスがあると言っていたけれど・・・。

なんかね、ここまで酷評されるとどんなもんか見てみたくなるじゃない?

この本は1999年の発行だから、もうそろそろ開業20年になるのか。知名度ゼロだよなあ。


 ■川崎マリエン公式■

近くの人はぜひ行ってみて感想をお寄せください。
展望室も入場無料になっているようだし。
バーベキューとかもできるみたいだよ。
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